【初心者はまずドル円】FXで人気の通貨ペア「ドル円」を理解する!
どうも、ゆうとです!
トレードを始めて、
「どの通貨ペアを選べばいいのかわからない・・」という意見をいただいたので、
FXを始めたばかりの方に向けた、
おすすめの通貨ペアについて解説します。
そして今回は入門編として出てくるのが
「ドル/円」です!
基本的には「米ドル円」のことを指します。
他にもオーストラリアドル/円(豪ドル/円)や
ニュージーランドドル/円(NZYドル/円)などの通貨ペアも存在します。
ですが今回は「ドル/円」をメインに解説していきます。
FXでも人気のある通貨ペアであるドル/円ですが、ドル/円の特徴や性質を知ることで、
あなたのトレードの幅が広がります。
ドル/円はいわば、FXの登竜門といってもいいでしょう!
今回の記事で、是非ドル/円をマスターしてください。
・ドル円通貨は安定性がある
ドル/円というのは、
比較的スワップポイントが低めに設定されていることが1つのポイントです。
これは言い換えると、
それだけドル/円が安定している通貨をだということを証明しています。
さすがは基礎通貨といったところですが、
1日に1ドルあたり何円も動くことは基本ありません。
変動後も相対的に相場が戻りやすい点で言えば、セオリーに動いてくれるのが特徴です。
ですが、要人発言や経済指標によっては、
突然動き出すこともありますので警戒が必要です。
そういった部分でもドル/円は入門として適性があると言えます。
・ストレート円の特徴
「ストレート円」とは、
ドル・ストレート円のことで
要はドルと円の組み合わせのことです。
それに対して、「クロス円」とは、
日本円とアメリカドル以外の通貨ペアのことを指します。
代表的な「クロス円」は以下の通りです。
・ユーロ/円、豪ドル/円、NZY/円、ポンド/円、など
ヨーロッパの国々の通貨やオセアニア通貨等の、
日本円の組み合わせの総称を「クロス円」と呼んでいるのです。
では、なぜ「クロス円」、「ドルストレート」と呼ぶようになったのかというと、
例えばポンド/円で取引する場合、まずはアメリカドルを日本円で購入して、
そのアメリカドルでポンドを取引するからです。
なので、アメリカドルをクロスする形で取引するため、
上記の各通貨は「クロス円」と呼ばれるわけです。
そして、アメリカドルとそのほかの通貨ペアの取引は、ダイレクトにアメリカドルと各通貨での取引となるため、
「ドルストレート」と呼ばれます。
このようなところからでも、単純なチャートの「ハイアンドロー」ではなく、
「あなたなりの根拠」をもって予想が立てられますね!
・ドル円チャートの特徴
美しい形を見せる時があります。
(1分足)
(5分足)⬇︎
しかし、ここで注意点もあります。
ドル/円は他の通貨ペアに比べ、
緩慢に値動きが推移する傾向があります。
つまり値動きが遅いため、直近トレンドを見誤ると、
予測不可能な動きをすることも少なくないです。
・ユーロ/ドルと比較
ドル円を取引するにあたっては、ユーロ/ドルとの逆相関を見てみることで、
取引のきっかけや根拠作りになります。
(ドル/円)
(ユーロ/ドル)
・ドル/円に影響する重要な経済指標
FXの中で最も取引が多いのがドル/円です。
アメリカと日本の指標が為替レートに影響を与える可能性があります。
その中でも要注意は以下の通りです。
FOMC議事録公表 | ★★★★★ | 政策決定日の3週間後 |
FOMC政策金利発表 | ★★★★★ | 年8回 |
雇用統計・失業率 | ★★★★★ | 毎月第1金曜 |
新規失業保険申請件数 | ★★★★ | 毎週木曜 |
ADP雇用統計 | ★★★★ | 雇用統計の2日前の水曜 |
トレードをすでに始めている方は聞いたことがありますが、
最大重要度の指標が「FOMC」と「雇用統計」です。
FOMCは政策金利発表と議事録公表があり、どちらも要注意です。
雇用統計は、その国の景気や経済状況を反映するため、
失業保険申請件数も重要になってきます。
またADP雇用統計については、
雇用統計の2日前に発表されるので先行指標として注目されています。
アメリカの指標は22:30分(夏時間は21:30分)に発表されるものが多いので、
指標によっては24時間だったり、翌朝4時だったりします。
日をまたぐ前の発表であれば、サラリーマンや兼業でもチェックが可能です。
・まとめ
どの時間軸やデイトレードやスイングでも、
比較的に高いパフォーマンスを発揮しやすい通貨ペアだと私は思います。
ですが慣れるのには少し時間がかかるかもしれません。
先ほども話しましたが、ドル/円は値動きが緩慢なため、
タイミングによっては、ありえないところまで戻されることもあります。
あなたがドル/円で取引する際には、
①深追いは禁物
②直近のトレンド変化には敏感になること
③要人発言や経済指標には警戒
以上を最低限、意識してください。
初めはなかなか慣れないかもしれませんが、ドル/円は一度慣れてしまうと、
非常にやりやすい通貨ペアとも言われています。
今回の記事をきっかけに
是非、ドル/円からチャレンジしてみてはいかがですか?
それでは今回はこの辺で!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
ゆうと